名刺は最強の営業マン
営業マンが初めて訪問する企業では、必ず名刺を最初に渡します。
日本人は特に、かしこまってお辞儀をしたまま名刺を渡す風習があります。
その後、商談に入る訳ですが、この時点で大抵の場合は名刺はテーブルの済に置かれたままとなってしまいます。
初対面同士では、微妙な緊張感が走ったままです。
一般的な名刺の役割
下記は一般的な名刺の役割ですが、これだと名刺は営業マンの助けにはなりません。
- 相手に名前を覚えてもらう
- 会社のブランディングイメージを植え付ける
- 相手のアドレスに登録してもらう為のツール
営業の基本は会話
初めて会う人と会話を続けるのは難しい事です。
いきなり自社のサービスや商品の説明をされれば、先方からは退屈な時間と思われる事もあります。
初めての商談は己を知ってもらうことから始まります。自社の商品やサービスは二の次。
二回目の商談があってこそ、取引に繋がるからです。
会話の基本は共通点
初めて会う人と会話をするには、共通点を見つけるのが一番良いのです。
「今日は良い天気ですね」
天気は誰もが知る共通点ですが、仲々その次の会話が進みません。
見た映画や訪れた場所。出身地等。事前にリサーチ出来ていればネタになりますが、それも初対面では難しいところ。
殆どの企業の名刺は印刷屋にあるテンプレートを使ったものなので、ある程度似たものばかりになってしまいますが、
名刺がオリジナリティである場合、名刺を渡した段階で相手は名刺を凝視するでしょう。
そこで名刺に含まれたメッセージや意味などを説明することで会話のキッカケが生まれます。
名刺のデザインが営業マンを救う
通常名刺には氏名・メールアドレス・会社住所・連絡先 これくらいの情報があるだけだと思います。
名刺自体のデザインが面白ければ、「良い名刺ですね。」「カッコイイ名刺ですね。」などと会話を振られますが、そこまで出来なければ氏名の下に趣味等を入れるのも手かと思います。
- 話題になる要素を詰め込む
- アイディアを詰め込む(定規になる等)
- カッコイイ!デザイン
オススメは透明な名刺
記事冒頭の画像は私の名刺です。その他、業種によって透明名刺は様々な遊び心と話題性を提供します。
例えばネイルアーティストであれば、爪のデザインを入れ、手の上に重ねる事で擬似ネイルになるとか、上の画像のようにジョークっぽいデザインも面白いです。
ネクタイのメーカーならネクタイの写真を入れて簡単擬似コーディネートとか、想像は膨らみますね。