人間の欲求(マズローの欲求5段階説)から考えるWEB(ブログ)サイト作りで質の良いアクセスを稼ごう。
マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求を5段階の階層で理論化した心理学者の説で、マーケティングにおいても重要な考え方の一つです。
特にネットショッピング社会になってからは、更に重要度が増しました。
コンサルティング等でも「マズローの欲求5段階説」という言葉こそ出さないものの、考え方の基本はここにあることが多いのです。
マズローの欲求は、マーケティングだけでなく、あらゆる分野に置き換えて考えると、とても面白く、これだけで朝まで語れます:)
マズローの欲求5段階説(自己実現理論)とは、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。また、これは、「マズローの欲求段階説」とも称される。
-wikiペディア
では、マズローの欲求5段階説は物販業においては有効な考え方であるが、ブログや一般WEBサイト作りにはどうか?
この基本的な人間の欲求を満たしてあげる事が出来るWEBサイト作りが出来るならば、アクセスアップに繋がると思いませんか?
つまりサイト作りをするにあたり、明確なビジョンを持つことでユーザを絞込み、転換率やコンバージョンの高いサイト作りが出来ると言えそうです。
SEOにも当然役立つでしょう。対象ユーザーを絞り込む事でニッチな層からのアクセスや支持を集める事が出来、それらのユーザーの質は高く、リーピーターにも成りえるのです。
マズローの欲求5段階説とは
人間の欲求には段階があり、一つをある程度満たす事で欲求は次の段階へ進むという考えです。
WEBサイトで考えると、一つのサイトで全ての段階の欲求を満たしてあげることは困難です。何よりも、欲求の段階が上がるごとに、対象となる年齢層が上がる傾向にありますから、現実問題として、全ての欲求を満たす事は困難です。
あるとすればポータルサイトや大型ニュースサイト等がそうかもしれません。
では、欲求を満たすサイト作りとはどうすれば良いか?
それは、セグメント(顧客の絞り込み)をすることで ある層の欲求を満たすサイト作りをする事です。
もしノンジャンルなサイトやブログであるならば、記事毎に、どの欲求を満たしてあげられるのかを逆に考える事で、ニッチな層からの支持を集める事が出来ます。(欲求とは関係なく、一般的に特定のジャンルに絞り込んだサイトの方が質の良い効果を得ることができます。)
ジャンルを絞ったサイトは長生きする。
物販業で考えてみると、多くの商材を販売する業種は、大きな利益を生むことも出来ますが、持続させる為には大きなエネルギーを必要とし、競争相手も多く、沢山の在庫や宣伝費等、常に高いリスクを伴います。そして、一度マイナスへ進むとなかなか挽回するのは難しくなってきます。
創業100年の饅頭屋
例えば町の有名な饅頭屋さんは創業100年だという。これは顕著な例ではありますが、饅頭販売(製造)という専門業種であることが成功の一つでもあります。人は、何でも売っているお店の饅頭より専門店の饅頭の方が信頼を感じるし、多少高くても美味しく感じるものです。
専門店で買う人は欲求の高い層であると言えます。
専門店は、客層を店側が選べるという利点があるのです。
何でも売っているお店には色々な人種が来ますが、饅頭屋さんに来るお客の層は、ある程度決まっています。
饅頭屋は、常にその層(セグメント)の顧客を意識した経営をすれば良いのです。
もちろんビジネスとしては、どちらも成功するには簡単ではありませんが、どのようなビジネスでも顧客の層を絞り込む事で、効率の良い経営が出来るのです。
では、これらを一般的なブログや企業のWEBサイトに置き換えて考え、マズローの欲求を基に、各欲求の段階毎にどのようなサイト作りが良いのか考えてみましょう。